Good words
(世のため人のため)
与えられた場所で、真面目に、地道に、こつこつと続けていきたいと思っている。 『私達のルールは、お客様一人一人に幸せになって頂くこと』それだけで良いと思う。
子供の頃、「世のため人のために役に立つ大人になること」が目的であったように思う。いつの頃からか忘れていた自分がいた。
世のため人のためと考えて仕事をすると、人から感謝されます。
人から感謝されることが幸せの本質です。
自分のために仕事をすると、人に迷惑をかけていることを忘れてしまいます。
人から迷惑をかけられます。
自分のためとは、他人のためではないということですから、当然人から迷惑がられます。 人の役にたたない仕事は、人に迷惑をかけていることになります。
「頑張っているのですが、疲れるのです。」という人がいます。
なぜ疲れるか、考えたことがありますか。
自分の心の中に、「何かを求めている」自分はいませんか、求めているものが得られないから疲れるのではないですか。
求めるのは自分ですから、自分のために頑張っているのですよね。何も求めていなければ、何も期待しているのでなければ、だだ『与えること』に対する喜びで働いていれば、疲れることはありません。
ますます、喜びが増し、幸せになることができます。減ることのない無限の財産を手に入れることができます。
あなたは自分の力で成長し、悩みを解決する能力を持ち、自分の可能性を自律的に実現していこうとする傾向を持っています。
他人から強制されたり、指示・命令されたりするよりも、自分の力で成長することを望んでいます。
だから、傲慢になったり、不安になったりする自分に対して、客観的に観察することができれば、自分の気持ち「想い」と向き合って素直に自分を認めることができれば、自分の力で成長することができるようになります。
あなたの前に起るいろいろな出来事や事件を、あなたはきっと解決することができます。
実は、人生で起こるどんな問題も、何か大切なことを気づかせてくれるために起こります。
つまり偶然起こるのではなくて、起こるべくして必然的に起こります。
ということは、あなたに解決できない問題は決して起こらないのです。
あなたの身のまわりに起きる問題は、すべてあなたが解決できるから起きるのであり、前向きにとらえ、誠実な取り組みさえすれば、後で必ず『あの問題が起きてよかった。そのおかげで・・・』と言えるようになります。
自分が変われば、相手自身は変わらなくても、相手と自分の関係は変わります。自分が変わることで、人生を変えることができます。
私は、どんな事の中にも楽しみはあると思っています。
大切なのは、どんな瞬間でも楽しめる自分になる事だと思っています。
Good words
(キャリアというもの)
キャリアというものは、あらかじめ“この仕事こそ自分にもっとも適した仕事だ”と意思決定して仕事を選ぶというより、仕事の中で直面する困難や成功や出会いなどから学習することによって変化しつくられていくものなのです。
人との出会いが人生を創るのです。
人を活かしたい、人のためにできることをしたいと考えることができれば、すべてうまくいきます。
人と人のふれあいが、私たちの人生を支えています。
人間が生きていくためのもとの力となるもの、生命にとって最も大切なものは「ふれあい」です。
人はふれあいを求めるために生きているのです。
お互いの時間を共有し、ふれあい、理解しあうことが人生に感動を与え、生きる力を与えてくれるです。
先のことは考えないで、今、何が一番楽しいかを考えなさい。そして、今の楽しさを続けるには、今を大切にしなさい。
道を捜し求めるのではなくて、場を創るのです。
道を探すのではなく、今いる場所を楽しい場所にするのです。
人を活かすための楽しい場所を創ることが今後のあなたの仕事です。
Good words
(私は脇役)
遠藤周作
芝居には傍役というものがある。傍役は言うまでもなく、主役のそばにいて主役のためにいる役である。
その勤めは主役と共に芝居の運行をつくっていくのだが、また主役を補佐したり、主役をひきたてるためにもある。
「あたり前だ。わかりきったことを言うな」とお叱りにならないでいただきたい。
しかし、なぜ私がこんなわかりきったことを書いたかというと、我々は我々自身の人生ではいつも主役のつもりでいるからだ。
たしかにどんな人だってその人の人生という舞台では主役です。そして自分の人生に登場する他人はみなそれぞれの場所で自分の人生の傍役のつもりでいる。
だが胸に手を当てて一寸、考えてみると自分の人生では主役の我々も他人の人生では傍役になっている。
たとえばあなたの細君の人生で、あなたは彼女の重要な傍役である。あなたの友人の人生にとって、あなたは決して主人公(ヒーロー)ではない。傍らをつとめる存在なのだ。
「あたり前だ。またくだらんことを言うのか」とまたお叱りを受けるかもしれない。だが人間、悲しいもので、このあたり前のことをつい忘れがちなものだ。
たとえば我々は自分の女房の人生の中では、傍役です。身分を忘れて、まるで主役づらをして振舞ってはしないか。
5.6年前、あまりに遅きに失したのですが、女房をみているうちに不意にこのことに気がつき、「俺…お前の人生にとって傍役だったんだなあ」と思わず素っ頓狂な声を上げた。
「何が、ですか」女房は何もわからず、けげんな顔をした。
「いや、なんでもない」気づいたことを言っては損をすると思ったからそれ以上は黙った。
しかし私はまるでこれが世紀の大発見のような気がして日記にそっと書き付けておいたほどです。
以後、女房にムッとしたり腹が立つときがあっても、「この人のワキヤク、ワキヤク」と呪文のようにつぶやくことにしている。すると何となくその時の身の処し方が決まるような気がする。
夜、眠れぬとき死んだ友人たちの顔を思い出し、俺はあの男の人生で傍役だったんだな、と考え、いい傍役だったかどうか考えたりする。
もちろん、女房の人生の傍役としても良かったか、どうかをぼんやり思索もしてみる。
こんなことに気がついたり、考えたりするのは私が人生の秋にさしかかったためであろう。
最後に-この傍役の話は結婚式の披露宴に役立ちますよ。お使いください。
自宅の壁にこの文章を飾っています。「私は脇役」ということに気づいてから、私の人生は好転したと感じています。 Yochi
Good words
(根拠なき自信)
私は、よく人に「前向きに生きよう」と言っています。単なる精神論だと笑われますが、この言葉は私自身に言い聞かせている言葉でもあります。人生は不確実性の連続です。
先のことなど誰にもわからない。どんな出来事に出会うのかもわからない。
その不確実性に対して前向きに闘う力が自信だと思います。
事実、自信を持って不確実性に向き合うか、自信もなくビクビクと向き合うか。その結果は自ずと変わってくるものです。
その自信の根拠は、・・・なくてもいい。そんなものは後からくっつければいいのです。
前向きに向かい合えば、自然にやる気が起ってきます。やる気が出てくれば具体的な目標も次々と生まれてくるものです。
私はこの「根拠なき自信」が大切であると思っています。
自信というものは、普通、何らかの成功体験から生まれます。つまり、自信には何らかの裏づけが必要だといわれますが、逆の発想をするのです。
「自分は必ずできる」「俺には自信がある」と勝手に宣言します。「その自信はどこから来るのだ?」と聞かれても、そんな根拠はどうでもいい。とにかく自分には自信があると考えます。そうすると不思議なことに、自信を持って物事に取り組むことができるようになるのです。
Good words (いい人生とはなにか)
誰もがいい人生を送りたいと思っています。まさか、いやな人生を送りたいと思っている人はいませんよね。でも「いい人生」とは、どういう人生なのでしょうか。
「いい人生」とは簡単にいうと、「楽しい」「ウレシイ」「しあわせー」という気分でいる時間が多い人生ということです。そうでない人生とは、「イヤだなあ」「あーあ」「ちぇっ」「あの人はいいなあ」「私にはムリだよ」、「どうせ私なんて」「気がくるいそー」という時間が多い人生です。
人生には、いいことも悪いことも起こります。人生なんて思い通り行かないものです。
その出来事をどうとらえるかでその人の人生が決まります。この難しい問題に答えは思いつきません。
ただ、その人が「いい人生」であると思うことができれば、「いい人生」を送ることができます。
大切なものは、いつも目に見えません。だけど心で感じることはできます。
目に見えないからと言って、それがないのではありません。目に見えないものであっても、心で感じることはできます。肌で感じることもできます。においや漂う空気や雰囲気でわかることもあります。
感触で一瞬にして何かをとらえたり、感覚的に察知してしまうこともあります。そこから何かに気づいたり、理解したり、生み出したりすることもあります。
つまり、この世の中は「目に見えるものと目に見えないもので成り立っている」ということです。人の心や明日の希望も目には見えないけれど、とても大切なもので、人の人生に大きく影響しています。